函館港花火大会
「海の日」制定を記念して、同社が創刊した1997年から毎年開催。ことしで10年目を迎えた。2部構成で「星空の映画館」をコンセプトに、会場となる港内一帯に響き渡るサウンドシステムを導入。夜空を映画のスクリーンに見立て、音楽と光が楽しめることで定着している。
創設第10回を記念し「祝砲・宮殿の宴(うたげ)」と題し、10号の大玉10連発で幕開けを飾った。5000発の花火は多種多様。「はなびコレクションVol.1」では、ウサギや馬、白鳥とかわいらしい形の花火が夜空に広がり、子どもたちも大喜び。このほか、洋上のスターマイン、「菊」の色が変化する「八重芯変化菊」などさまざまな花火を楽しんだ。
メーンは陸海5カ所で同時打ち上げのパノラマスターマイン。総延長600メートルの湾岸にBGMが響き、視界いっぱい広がる花火が打ち上げられた。港一面の光の演出に、来場者から歓声と拍手が送られた。
大会の様子は「FMいるか」が完全生中継。花火に合わせたリクエスト曲に応えた。また開催前には、青函連絡船記念館「摩周丸」前の特設会場で、地元アマチュアバンドなどによるライブ「函館シーポートブルースライブ2006」が開かれ、打ち上げ前から盛り上がりを見せていた。(
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