「うざい」と言われ殺意 元同級生、起訴事実認める 函館ストーカー殺人
2008.7.30 20:25
北海道函館市で昨年11月、会社員の無量林智子さん=当時(23)=がストーカー行為を繰り返された上、刺殺された事件で、殺人などの罪に問われた大学時代の同級生の無職中原哲也被告(23)の初公判が30日、函館地裁(柴山智裁判長)で開かれ、中原被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、中原被告が数カ月前から無量林さんの住居を調べるなど計画性があり、完全責任能力があると主張。証拠調べでは、殺害を決意した経緯について「無量林さんに好意を寄せていたが、大学4年の時、『本当にうざい』と言われ、憎むようになった」などと供述していたことを明らかにした。
弁護側は「心神喪失状態だった」として無罪を主張。犯行動機は「恋愛感情が原因ではなく、いじめた相手への復讐(ふくしゅう)だった」と反論した。
報道できない 超異常殺人の真実―猟奇・快楽殺人犯からストーカーまで…その素顔に迫る (竹書房文庫) (1997/04) 町沢 静夫宮台 真司 商品詳細を見る |
函館アダルトちゃんねる |