道南の連続強盗4人に実刑判決
【函館】二〇〇五年十月、函館市の風俗店事務所を襲って現金約三百万円を奪うなど道南地方で計九件の強盗や侵入盗を繰り返したとして強盗致傷罪などに問われた東京都港区、飲食店店長松浦正彦被告(46)=犯行時、函館居住=ら四人に対する判決公判が三十一日、函館地裁であり、柴山智裁判長は松浦被告に懲役十二年(求刑懲役十五年)を言い渡した。
柴山裁判長は判決理由で「犯行は暴力的かつ計画的で極めて悪質」とした。残る三人は同九-十一年の判決。
判決によると、松浦被告らは〇五年一月から〇六年十二月にかけて、道南の会社事務所や工場を狙って二件の強盗致傷、七件の窃盗を重ね、合計約千九百万円の金品を奪った。
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「うざい」と言われ殺意 元同級生、起訴事実認める 函館ストーカー殺人
2008.7.30 20:25
北海道函館市で昨年11月、会社員の無量林智子さん=当時(23)=がストーカー行為を繰り返された上、刺殺された事件で、殺人などの罪に問われた大学時代の同級生の無職中原哲也被告(23)の初公判が30日、函館地裁(柴山智裁判長)で開かれ、中原被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、中原被告が数カ月前から無量林さんの住居を調べるなど計画性があり、完全責任能力があると主張。証拠調べでは、殺害を決意した経緯について「無量林さんに好意を寄せていたが、大学4年の時、『本当にうざい』と言われ、憎むようになった」などと供述していたことを明らかにした。
弁護側は「心神喪失状態だった」として無罪を主張。犯行動機は「恋愛感情が原因ではなく、いじめた相手への復讐(ふくしゅう)だった」と反論した。
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