函館集団暴行死 少年7人を送検
【函館】函館市内の公園で同市富岡町二、函館大学付属有斗高三年佐藤智也君(18)が、中学時代の同級生ら、同市内の十五歳から十七歳の高校生六人と、十八歳の無職一人の少年計七人に金属バットなどで殴られ死亡した事件で、函館西署は二十九日、傷害致死の疑いで、七人を送検した。
調べでは、佐藤君は二十六日午後、家族に「友人と出かける。午後六時半ごろ帰る」と言って外出。函館市富岡町一の富岡中央公園で「通帳入りのカバンがない」と、容疑者の少年のうち数人に話しかけ、一緒に捜した。その後、佐藤君が家族との約束通り、午後六時半ごろ公園から帰ろうとしたところ、少年らに引き留められ、暴行を受けた。
同署は事件直前のこうした経緯と、暴行との間に関連性がないか調べている。
一方、函館市教委は事件を受け、二十九日付で市立の小中高校に、児童、生徒の指導の徹底などを要請する通知文を送付する。市教委は「高校だけの問題でなく、小中高にかかわる問題として、暴力の防止や命を大切にするなどの指導をあらためてお願いしたい」と話している。また、道教委渡島教育局は同日午後、渡島管内の全高校の校長を集めて緊急会議を開き、暴力行為を防ぐ指導体制の徹底を求める。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/46233.html
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