函館ベイ美食倶楽部:赤レンガ倉庫群の近くに「港町の食のテーマパーク」
金森赤レンガ倉庫群など函館港沿いの観光地の一角で、同社が総合物流会社「安田倉庫」(東京都港区)から倉庫跡の約1ヘクタールの敷地を借り、ホテルと共に複合開発する。同倶楽部は番屋に似せた和風や赤レンガの洋風の計4棟(平屋、延べ945平方メートル)がロの字形に建ち、敷地中央には無料の「足湯」もある。
店はテナントが入居、函館朝市の老舗「きくよ食堂」は海鮮丼と活魚の炭火焼きを主に夜間も営業する。函館の「魚長食品」を含むマルカツグループは新鮮な地魚の回転ずし「まるかつ水産」を開店、塩ラーメンは地元の専門店「麺厨房(めんちゅうぼう)あじさい」が出店。「共立メンテナンス」の子会社がジンギスカン料理「羊羊亭」とスープカレー専門店「めぐみ」を1棟で経営する。4棟で年間26万人の入場を見込む。
「共立メンテナンス」は全国で学生・社員寮やマンション、ホテルを展開。同社は「観光客が北海道の代表的な食べものを美食倶楽部で味わうことができ、地域全体の活性化につなげたい」と話す。隣接のホテルは14階建て(364室)で08年4月開業の計画だ。【安味伸一】
毎日新聞 2006年7月1日
函館アダルトちゃんねる |