盗撮、公然わいせつ、飲酒運転の物損事故で3人を免職。
教職員のモラル低下が問われて久しいが、不祥事による懲戒処分は依然として跡を絶たない。
7月には宗谷管内の高校男性教諭(停職6カ月の処分を受けて退職)がパーキングエリアに自家用車を止めて、車内で浣腸、排水溝で排便しているところを通報されるなど常軌を逸した事例が続発している。
道教委は17日、住居侵入や公然わいせつの容疑で逮捕された教諭ら3人を懲戒免職、個人情報紛失や体罰などで13人を停職、減給、戒告処分にした。
今回もにわかに信じ難い行為が、教師に対する信頼を失墜させる内容となった。
懲戒免職は函館市の中学校男性教諭(39)と小学校男性事務主任(48)、留萌管内増毛町の小学校男性事務主任(36)。同市の男性教諭は、同市内に住む女性の下着姿をビデオカメラで撮影するため、無施錠の窓から室内に侵入して撮影、6月に住居侵入容疑などで逮捕された。同市の事務主任は、勤務終了後、自家用車で帰宅、コンビニ2件でそれぞれ焼酎2合を購入、飲酒運転して、道路脇の防護柵と電柱に衝突、罰金50万円の物損事故を起こした。増毛町の事務主任は、滝川市内のスーパーマーケットやゲームセンターなどで性器を露出し、7月に公然わいせつ容疑で逮捕された。
渡島管内の中学校男性教諭(43)は、同僚の女性教員(退職済)と校舎内で繰り返し性行為をして停職4カ月となった。
そのほか体罰、個人情報紛失、交通違反などで8人が減給、4人が戒告となった。
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