20代男性現場であおる 函館集団暴行死 以前からいじめ
【函館】八月下旬、函館市内の公園で高校三年佐藤智也君(18)が中学時代の同級生(17)ら少年七人に暴行され死亡した事件で、佐藤君を以前からいじめていた同市内の二十代男性が現場で暴行をあおり、加害少年の一部を現場に誘い出していたことが函館西署などの調べで二十七日までに分かった。同署はこの男性らが暴行を助長した疑いがあるとみて調べている。
調べでは、八月二十六日夜、元同級生ら三人が富岡中央公園(函館市富岡町一)で佐藤君への暴行を始めた後、見物していた男性や少年少女八人前後が、佐藤君とは付き合いのない少年四人を携帯電話で呼んだ。男性らは「やれ、やれ」などと暴行をあおったという。
男性と元同級生らは事件前から、同公園などで佐藤君を殴ったり、金をたかったりなどのいじめを繰り返していた。男性のいじめを苦にしていた佐藤君に元同級生は「ボディーガードをしてやるから金を払え」と要求していたという。
元同級生は佐藤君と小学生のころから付き合いがあったが、中学ではいじめに遭い欠席が多くなり、佐藤君ともほとんど親交がなかったという。
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