道外研修中に温泉で宴席 旅費の一部返還へ 南渡島消防議会
水上議長(北斗市議会議長)は「無駄遣いと思われる部分については返還を考えたい」と釈明。コンパニオン代も参加者が後日、私費で支払う意向だったという。
議会事務局があり幹事役の南渡島消防事務組合消防本部(北斗市)によると、研修二日目に埼玉県内の消防職員の訓練施設を視察し、東京都内に戻った後、「慰労のため」(水上議長)、約二時間かけて列車で山梨県笛吹市の温泉旅館に移動。旅館内で夜開いた懇親会でコンパニオン三人に酒席の接待をさせた。三日目は都庁見学後、空路で帰道した。
一人当たりの研修費は九万千四百円で、二日目の温泉旅館宿泊費(朝夕食付き)は一万三千八百円、二次会費は三千円、東京都内と笛吹市までの往復列車代は八千四十円。コンパニオン代は総額で八万八百円だった。同組合消防本部は「都庁の見学は三日目しか予約がとれず、二泊三日の日程は必要だった」としている。水上議長は「二日目は都内で宿泊すべきだった」と、列車代の無駄を認める。
同消防事務組合議会は毎年、研修視察先で懇親会を開き、その度に参加者負担でコンパニオンを呼んでいた。
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