華やかな夜、再び 函館のキャバレー、一日限りの復活
【函館】函館市の繁華街・大門地区で一九九三年まで営業していた名物キャバレー「未完成」が二十三日、一夜限りで復活した。元常連など約三百人が、当時のホステスらとの会話を楽しみながら、元専属歌手やバンドに拍手を送った。
北斗市出身で函館西高卒の建築土木会社経営、高見沢さちよさん（３４）＝東京都在住＝が昨秋、帰郷した際、「大門地区に廃虚が目立ち、このままでは街がすたれてしまう」と危機感を抱き、閉店後、空きスペースとなっていた未完成でのイベントを思い立った。
本業を休み、親類宅に泊まりながら、今年六月から貯金を使って復活作業に着手。シャンデリアやいすの修繕、清掃、配管工事など作業は膨大だったが、当時のホステスや、出演者の子供らが地元や札幌、東京などから駆けつけ、手伝ってくれた。元常連客の同市内の無職、焼田光正さん（７３）は「きらびやかなシャンデリアなど昔のままで懐かしい。孫の出演もあり、楽しい」と話していた。
未完成はＪＲ函館駅にほど近いビルに五二年に開店。かつてはフランク永井らのスターも訪れ、ステージを繰り広げた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/51175.html
北斗市出身で函館西高卒の建築土木会社経営、高見沢さちよさん（３４）＝東京都在住＝が昨秋、帰郷した際、「大門地区に廃虚が目立ち、このままでは街がすたれてしまう」と危機感を抱き、閉店後、空きスペースとなっていた未完成でのイベントを思い立った。
本業を休み、親類宅に泊まりながら、今年六月から貯金を使って復活作業に着手。シャンデリアやいすの修繕、清掃、配管工事など作業は膨大だったが、当時のホステスや、出演者の子供らが地元や札幌、東京などから駆けつけ、手伝ってくれた。元常連客の同市内の無職、焼田光正さん（７３）は「きらびやかなシャンデリアなど昔のままで懐かしい。孫の出演もあり、楽しい」と話していた。
未完成はＪＲ函館駅にほど近いビルに五二年に開店。かつてはフランク永井らのスターも訪れ、ステージを繰り広げた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/51175.html
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