函館集団暴行 高校に非難、中傷 中学「同級生」を誤解か
【函館】函館市内の公園で函館大学付属有斗高三年佐藤智也君(18)が中学時代の同級生ら七人に暴行され死亡した事件で、二十七日の少年らの逮捕以後、同校に学校を非難、中傷する電子メールや電話が相次いでいる。函館西署によれば、容疑者や暴行を傍観した少年に同校生徒はおらず、事件を校内のいじめと誤解した反応とみられる。
同校によると、二十八日だけで千通近くの電子メールが寄せられた。多くは「狂った暴力学校だ」「どんな指導をしているんだ」などの中傷という。鈴木健校長は「(容疑者に含まれているのは)中学時代の同級生なのに、同級生という言葉で報じられることが誤解を招いている。学校は二重、三重の悲しみを受けている」と話している。
また、佐藤君の死因は司法解剖の結果、頭部打撲による外傷性脳浮腫と二十九日、分かった。七人は佐藤君に対し、金属バットで背中を殴る、頭をけるなどの暴行を加えたことが分かっているが、同署は傷の詳細は明らかにしていない。
一方、佐藤君の自宅近くの富岡中央公園で暴行が行われていた二十六日夜、近くに住む主婦(65)が、公園からの悲鳴を聞いていたことが分かった。主婦は「『キャー』という声を聞いた。けんかをしている雰囲気だったが、声とともに静かになった」と話す。最寄りの交番に加入電話で通報したがつながらず、そのままにしておいたという。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/46298_all.html
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